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スギ薬局の取締役経理部長が会社の資金約4億3000万円を着服
東海地方を中心にドラッグストアを展開するスギ薬局(愛知県安城市)の取締役経理部長(43)が、会社の資金約4億3000万円を着服。
個人的な商品先物取引の損失穴埋めに充てていたといい、取締役は同日付で辞任した。
経理部長だった2001年7月から2008年6月にかけ、会社名義の複数の銀行口座から百回以上にわたって現金を引き出し、ガソリンや砂糖などの先物取引の損失穴埋めに流用。「先物業者にだまされ、追加で請求される保証金を払うために着服を繰り返した」と説明。横領額5億8700万円。
同社がナスダック・ジャパンに上場したことで取締役の氏名が公表されるようになると、会社に名指しで先物取引の勧誘電話が入るように。「最初は断っていたが、『もうかる』としつこく勧誘を受け、投資に乗り出した」と説明。損失が出るたびに勧誘の電話が入り、取り戻そうと会社の資金で投資を繰り返したという。「私は先物取引の被害者だと思
っている」と話した。
スギ薬局が、名古屋、東京、大阪の先物取引会社3社を相手取って、総額5億2000万円の損害賠償を求める訴訟を起こす。1社は大起産業。